公募型研究開発の実績
新規高活性麹菌の開発(4/5)
麹菌におけるペクチナーゼ生産に関わる誘導発現因子の特定(1/1)
担当
食品工業技術センター [北本則行、加藤丈雄、山本晃司]
成果
麹菌ゲノム情報にペクチン分解に関わる酵素をコードする遺伝子クラスターを見出した。この遺伝子クラスター内でペクチン分解酵素遺伝子群の誘導発現因子(PecR)をコードしていると推定された遺伝子の詳細な遺伝子構造の解析を行った。PecR 遺伝子高発現ベクターを構築後、醤油麹菌A. oryzae KBN616-P3株に導入したところ、ポリガラクツロン酸あるいはペクチンを炭素源とした場合に、生育速度が速くなる形質転換株と正常な生育ができなくなる形質転換株が認められた。
[農林水産バイオリサイクル研究]
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