公募型研究開発資金制度 > 公募型研究開発の実績 > 年度別部・センター・試験場別制度別 > 保水性複合平板の製造技術の確立と技術検証(3/3)


公募型研究開発資金制度
公募型研究開発の実績

保水性複合平板の製造技術の確立と技術検証(3/3)

保水性複合平板の特性評価(1/1)

担当

工業技術部
常滑窯業技術センター 

成果

保水性複合平板は、表層がオープンポーラスなゴムの弾性成形体で、転倒時の衝撃吸収にすぐれ、ソフトな歩行感があり、雨天でも水たまりが発生しにくいなど、歩行者に優しい舗装用平板である。ゴム成形体面での歩行時の繰り返し荷重および摩耗の加速試験として、φ32mmステンレス球による1000回の繰り返し圧縮試験を行ったところ、ゴムチップ表面の塗料の摩耗と押込み方向に劣化による0.6mmの窪みが確認され、靴底の摩擦のみならず、踏み込みだけでも摩耗および劣化してくことが分かった。基板の強度、寸法精度、保水量などは十分な性能を示した。


[新連携対策補助金事業]

戻る