ハイブリッド構造体の接合部の評価(2/2)
工業技術部
ピン付型ツールを用い、板厚1mmのマグネシウム合金(AZ31)とアルミニウム合金(A1070)をスポット摩擦攪拌接合し、せん断強度と引張強度を測定した。その結果、押し込み量がせん断強度よりも十字引張強度に大きく影響することが分かった。つぎに、直径20mmのマグネシウム合金(AZ31)とアルミニウム合金(A6061、A6063)を摩擦圧接し、接合体の観察と引張強度を測定した。その結果、摩擦長さの増加に伴い、マグネシウム合金側が大きくカールしたバリが観察された。また、アプセット圧力が強度に影響することが分かった。
[戦略的基盤技術高度化支援事業]
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