可搬形非常用電源の開発 (2/3)
工業技術部
ソーラー飛行船によるセンサーネットワークシステム研究開発の地上電源部分を担当し、無線装置など地上基地の電力を供給するため、可搬型非常用電源の基本システムを開発した。基本システムの構成は24V系太陽電池モジュール、充放電コントローラー、二次電池、DC-DCコンバータ、DC-ACインバータである。コントローラーにはMPPTと呼ばれる最大電力点追従制御を採用して効率化を図った。その結果、負荷電力は5~25Wと小さいものの、3日以上の連続運転が可能となった。ただし、総重量が25kgもあるので軽量化が課題である。
[戦略的情報通信研究開発推進制度]
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