保水性複合平板の特性評価(2/3)
工業技術部
常滑窯業技術センター
ゴム層を含む実体から切出して(粉砕しない)重金属溶出試験を行った。基板のみでは六価クロムの溶出が認められたが、実体切出しでは土壌の環境基準を満足することが新たに分かった。本年度から基板の形状修正を行ったが、寸法水量、吸上高さ及び強度は従来品と比べ遜色はなかった。しかし、強度、吸上高さは車乗り入れ可能な保水平板の基準を満たさなかった。半年にわたる実証実験で、車乗り入れがある場所ではゴムのポロ付きや破壊、剥離が発生しており、特に小砂利を巻き込むと劣化が激しいことも分かった。
[新連携対策補助金事業]
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