リサイクル瓦の実用化研究(1/1)
三河窯業試験場
前年度から開始した「粘土瓦再生循環システムの構築」に継続して取り組み、廃瓦粉の粒度別に配合量と成形体物性の関係を試験した。その結果、廃瓦粉の微粉砕化は、配合量20~60%の範囲において、曲げ強さの向上と吸水率の低下に効果があることが判った。また、リサイクル瓦の製造試作品について、JIS A 5208 (粘土がわら)の方法により、曲げ試験、吸水試験及び凍害試験を行った。その結果、JISを満足する品質と従来の陶器瓦と比較しても遜色のない品質を得た。
[地域新生コンソーシアム研究開発事業]
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