高耐久・高透明導電膜を用いたフレキシブル色素増感太陽電池の開発(1/3)

担当

三河繊維技術センター

成果

色素増感太陽電池（DSC）向け透明導電膜について、耐久性・耐光性の評価方法を検討した。その結果、フェードメーターによる耐光試験については条件の再検討を要するものの、環境試験および耐候試験の試験条件を確立することができた。同時に試作透明導電膜について、DSCの発電効率に直接関与する表面抵抗Rsや全光線透過率Ttについて評価を行い、所定の耐久性を有することが確認できた。また、DSCの試作セルを作製し、発電特性評価を行った。その結果、電極層の抵抗値が発電性能に大きく影響を及ぼしていることを確認し、作製方法の検討を行なった。

［経済産業省戦略的基盤技術高度化支援事業］