基盤技術部 工業技術部
固体高分子形燃料電池用カーボンセパレータおよびガス拡散層に大気圧プラズマ処理を行った。その結果、当初100°以上の接触角であったものが、30°以下に低下し、親水性が付与された。大気圧プラズマ処理表面の化学構造をX線光電子分光分析した結果、表面の酸素原子が処理前に比べて2~3倍に増加していることを確認した。これによって、カーボン表面の親水化は酸素原子の付与によることを明らかにした。
[財団法人科学技術交流財団愛知ナノテクものづくりクラスター成果活用促進事業]
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