尾張繊維技術センター
名古屋大学高井教授らの技術シーズ「自己組織化単分子膜(SAM)形成技術」を活用して、織物への新規はっ水加工技術の開発を行った。その結果、A4サイズの織物に対して均一なSAM形成を実現した。また、学振式摩擦試験1000往復後及び洗濯試験10回後でも初期の9割以上の水滴接触角を示し、SAM形成技術により比較的耐久性の高い織物のはっ水加工が可能であることが明らかになった。さらに、染色布にSAM技術を応用したところ、過度に色ずれすることなく、SAMによるはっ水性を付与できることが分かった。
[財団法人科学技術交流財団愛知ナノテクものづくりクラスター成果活用促進事業]
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