食品工業技術センター
質量分析法と免疫学的手法を用いて、液状醸造食品の滓原因タンパク質を複数同定した。従来開発したものと同等以上のタンパク質吸着性能を持つリン酸カルシウム (CAP)の大量合成法を新規に開発した。新開発CAPは、清酒やみりん中のタンパク質を80~90%以上吸着除去した。さらに、CAPに吸着したみりんタンパク質を90%以上回収することができた。最終製品や醸造副産物に複数の生理機能性が存在する可能性を見出した。
[財団法人科学技術交流財団共同研究推進事業]
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