公募型研究開発の実績
麹菌ホスファターゼ生産機構の解明による低コスト省エネルギー型味噌製造技術の開発(2/3)
担当
食品工業技術センター
成果
㈱ビオックから分譲されたホスファターゼ活性が低い味噌用麹菌の各種5-FOA寒天培地における5-FOAに対する感受性を検討し、pyrG、ku70遺伝子二重破壊株(A. oryzae N-K9P1株)を取得した。A. oryzae N-K9P1株では100%の高頻度で相同的組換えが起きることが示された。BLAST検索により麹菌ゲノム情報から13個の推定ホスファターゼ遺伝子を見出し、味噌用麹菌の高頻度相同組み換え系を活用して13種類のホスファターゼ遺伝子破壊株を取得することに成功した。
[農林水産省新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業]
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