基盤技術部
難削材料の高能率切削加工を目的として、以下の研究を実施した。①複合加工機を用いたロータリ切削実験を実施し、速い切削速度では切削温度の上昇が大きいため、植物油を用いると摩擦低減効果は小さいが、動粘度の高い油剤を用いることで摩擦を大きく低減できることが分かった。②ニッケル基耐熱合金の切削に使用するセラミック工具表面にレーザを用いてテクスチャを加工し、切削時の欠損発生への影響について調べた。その結果、通常のセラミック工具と比べ欠損や摩耗状況に大きな差のないことが分かった。
[財団法人科学技術交流財団知の拠点重点研究プロジェクト]
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