工業技術部
樹種や部位を限定することなく、均質な薬剤処理を可能にするため、難注入材であるスギに改質処理法を施し、浸透性の向上を図った。難注入材に適した改質処理条件を検討し、十分な量の改質処理剤を作用させるためには、24時間以上の長時間の加圧保持が必要であることが分かった。また、改質処理後に染料による薬剤処理を行い、染料の浸透性および均一処理性の確認から、未改質処理材では達成されなかった木口から150mmまでの均質な処理が達成された。
[独立行政法人科学技術振興機構研究成果最適展開支援事業(A-STEP)]
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