基盤技術部
ナノ粒子合成法として昨年度当研究所で開発された電極溶解法を用い、工業用材料として貴金属代替が期待される銀、銅、白金などの金属ナノ粒子の合成法を確立した。また溶液条件(導電率、添加成分やその量など)を選択することにより、ナノ粒子の粒径制御も可能とした。さらに、金属ナノ粒子の評価技術として透過型顕微鏡や原子間力顕微鏡による粒径、形状の測定、また動的光散乱測定装置によるナノ粒子溶液全体の粒度分布や分散性の測定技術を確立し、総合的にナノ粒子の状態を判断する道筋を構築した。
[財団法人科学技術交流財団愛知ナノテクものづくりクラスター成果活用促進事業]
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