工業技術部
昨年度導出したローラギヤカムの理論値(CADデータ)を見直し、三次元CAD(CATIA)上における作業工程を簡略化した。これにより設計変更を行った時にも、速やかに理論値の再作成ができ、効率的に測定・評価が進められるようになった。また、今年度高広工業㈱がCATIAを導入したことから、加工現場(高広工業㈱)でローラギヤカムの理論値の導出が行えるようにした。昨年度作製した専用の測定プローブを改良した。剛性を高めたことにより高精度なスキャニング測定が可能となった。三次元測定機を用いてローラギヤカムを測定し、加工条件や設計値を変更する際に参考となるデータに編集して加工現場にフィードバックした。
[独立行政法人科学技術振興機構地域ニーズ即応型]
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