工業技術部
本研究では、球状黒鉛鋳鉄品の半凝固鋳造法による高機能化、実用化への技術開発による新材質の創生や省スペース化を実現したコンパクトラインの開発を目指している。これらにより低コストで高品質・高強度、バラツキの少ない部品の製造が可能となる。本年度は材料強度確認試験を行った。試験片(JIS Z 2201 4号試験片)は、半凝固金型鋳造製品にオーステンパ熱処理を施し、旋削加工して作製した。引張試験(方法:JIS Z 2241)を行った結果、伸びは目標値に達しなかったが、強度は目標を達成できた。
[経済産業省戦略的基盤技術高度化支援事業]
PDF形式のファイルをご覧になるには、無料ソフトウェアのAdobe Readerが必要です。
下のボタンを押してダウンロードし、インストールしてください。