三河繊維技術センター
廃PETボトルから紡糸を行った難燃繊維綿(低難燃、中難燃、高難燃の3グレード)と非難燃繊維綿の混合を行い作製した不織布を接炎試験ならびに水平法燃焼試験を実施し、両試験方法における相関性を検討した。接炎試験の結果から、各グレードの難燃繊維綿の難燃性に差が認められた。特に中難燃及び高難燃繊維綿については、非難燃繊維綿との混合割合を変化させることにより難燃性を制御可能であることが明らかになった。水平法燃焼試験では、溶融滴下し測定開始点まで炎が伝播しない試料に対して、燃焼面積測定による難燃性評価方法が有効であることが明らかになった。
[経済産業省戦略的基盤技術高度化支援事業]
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