尾張繊維技術センター
伝統技術の絞り技法は古くから防染して柄を出す手法として行われていたが、近年防染だけでなく平面状の布地に立体的な柄を出す手法の一つとして用いられている。絞り技法には十数種類の方法があるが、絞る箇所、異なる種類の絞りの技法を組み合わせることにより、用途に合わせた3次元的な形状を作ることが可能であると考えられる。本研究では、伝統技術である絞り技法を応用することにより、平面状の布地を、裁断、縫製なしで3次元的な形に添うように設計・製造する支援ソフトを開発し、試作して検証した。
[独立行政法人科学技術振興機構シーズ発掘試験]
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