公募型研究開発の実績
麹菌ホスファターゼ生産機構の解明による低コスト省エネルギー型味噌製造技術の開発(1/3)
担当
食品工業技術センター
成果
(株)ビオックから分譲されたホスファターゼ活性が低い味噌用麹菌(A. oryzae KBN943株)からku70遺伝子破壊株を取得することはできたが、5-FOA耐性を有していたためにpyrG遺伝子破壊株を取得することができなかった。そこで、5-FOA感受性を示すホスファターゼ活性がやや低い味噌用麹菌(A. oryzae KBN630株)からpyrG遺伝子破壊株を取得した後、ku70遺伝子を破壊した。取得したpyrG、ku70遺伝子二重破壊麹菌では、約90%の高頻度で相同的組換えが起きることが示された。
[農林水産省新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業]
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