食品工業技術センター
環境変化に耐えられる微生物による廃水処理のため、発酵食品から油脂高分解性微生物を分離し、製剤化と微生物製剤の保存法を研究開発することとした。油脂高分解性真核微生物の分離源として、しょうゆ諸味、たまり諸味、味噌、魚醤、魚醤搾り残渣を用いた。炭素源として油脂のみの無機塩液体培地による集積培養及び同組成の寒天培地上で油脂分解性微生物を分離した。真核微生物2菌株を取得し、微生物の同定を行った。製剤化技術については、トレハロース濃度が2%となるように添加し凍結乾燥行った際に良好な復元性が確認された。
[独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構微生物機能を活用した環境調和型製造基盤技術開発/微生物群のデザイン化による高効率型環境バイオ処理技術開発]
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