基盤技術部
生体触媒として、芳香族化合物を分解するTrametes sp.由来のラッカーゼ(EC1.10.3.2)を用い、水系の常温反応でシリカゲル内に包括固定した。平均分子量や官能基の異なる添加剤を加え、ゲル化時間やゲルの細孔径及び酵素活性に及ぼす影響を調べた。添加時を変えることによりゲル化時間やゲルの物性を有る程度制御出来ることが確認された一方で、調整したシリカゾルのポットライフ制御が検討すべき課題として残された。
[独立行政法人科学技術振興機構シーズ発掘試験]
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