工業技術部
中子製造の中核をなすシェルモールド法における中子成型でのRCS樹脂の蒸着化技術を確立し、金型に吹き込むRCS材の焼成時間及び成型装置のシステム化のため本年度はRCS材の最適加熱温度条件の検討を行った。具体的には示差熱分析、走査型電子顕微鏡による観察、加熱処理砂の充填密度、加熱処理RCS材の引張、曲げ試験を行い、RCS材の蒸着状態を維持、また、強度低下を招かない状態を保つ限界温度を把握した。これにより新しく開発する中子成型装置のRCS材の加熱処理温度条件を設定することができた。
[経済産業省戦略的基盤技術高度化支援事業]
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