公募型研究開発の実績
植物系資源を原料とした新規成形材料とその効率的成形技術の開発(1/1)
担当
工業技術部
成果
植物系資源を原料とし、蒸気処理を施すことにより成形用材料として工業的に利用できる材料の創製を目指して本研究を行った。本年度は、効率的な形勢を可能にする流動特性と性能を保有する成形用材料の調製を、科学的手法を取り入れて検討した。有機酸などの薬品を添加して蒸気処理したスギ木粉を用いて注入成形を試みたところ、添加しない木粉と比較して流動性が向上し、型の中に注入された。強度などに課題は残るが、針葉樹材の利用に友好的な方法であると考えられた。
[実用化検討に係る可能性実験]
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