可搬型非常用電源の開発(1/3)
工業技術部
ソーラー飛行船によるセンサーネットワークシステムの地上電源部分を担当した。無線装置など地上基地の電力を供給するため、可搬型非常用電源の基本システムを開発した。基本システムの構成は太陽電池モジュール、コントローラー、二次電池、DC-ACインバーターである。この基本システムの仕様は、総重量19kg程度、占有面積4~5m2、供給最大出力40Wである。ノートパソコンを負荷とした場合、二次電池単独の場合では連続運転時間は8時間が限度であったが、太陽電池を用いた基本システムでは30時間以上の連続運転が可能となった。
[戦略的情報通信研究開発推進事業]
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