工業技術部
切削直後から、切りくずを工具内部に吸引して回収することのできる加工システムの開発を行った。本年度は、金型の仕上げ加工を対象とした吸引用ボールエンドミルの設計・試作を行い、開発した工具を用いて切りくずを回収しながら仕上げ加工が可能であることを確認した。また、切りくずを分断するため、炭素鋼を被削材とした切りくず制御板に関する基礎実験を行い、効率よく分断できる制御板の形状について検討した。その結果、切りくず制御板の傾斜角度は、切りくず長さにあまり大きな影響がないことがわかった。
[地域新生コンソーシアム研究開発事業]
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