工業技術部
無機・有機物質をナノレベルで複合化することにより、耐擦傷性と耐衝撃性を高いレベルで兼ね備えたハードコートの開発を行い、各種製品への応用化を目指した。
プラスチックレンズ用に関しては、基本的性能を損なうことなく液の保存性を2ヶ月以上に向上させることができ、実際のディップコートの生産ラインに適合した液を作製することができた。ポリカーボネート基板用に関しては、プラスチックレンズ用の材料設計手法を生かして、耐衝撃性と耐擦傷性がともに市販品レベルの性能を有するハードコートを作製することが可能となった。
[地域新生コンソーシアム研究開発事業]
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