組付け式金型を用いたパルプモウルド緩衝材の製造法の開発(1/2)
工業技術部
基盤技術部
最近、発泡スチロール等の代替として、パルプモウルドが包装用緩衝材に使われる事例が増えている。パルプモウルド緩衝材は通常、製品形状に合わせた金型で作成される。そのため高価な成形金型を作る必要があり、量産が期待できない小ロット製品には不向きである。本研究で新たに開発した緩衝材は、汎用性のあるコンポーネント金型で作成するため金型コストを大幅に低減できる点に大きな特長がある。特に、小ロット製品に適した緩衝材として有効性がある。また、3次元CADを利用した金型自動設計システムにより効率的な緩衝材作成が可能になった。
[地域新生コンソーシアム研究開発事業]
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