大気圧プラズマジェットによる毛織物へのコーティングに関する研究(1/1)
尾張繊維技術センター
大気圧プラズマジェットを利用したドライプロセスを利用することにより、毛織物の染色整理工程におけるエネルギー・水・化学薬品の大幅な削減が可能で、環境負荷の低減及び加工の低コスト化が期待できる。そこで、毛織物に高感性、高機能性を付与することを目的に、フォーマル用毛織物に大気圧プラズマジェット処理を行った。従来の樹脂加工による濃色加工よりも高い濃色効果が得られた。また、プラズマ加工した生地は、樹脂加工の生地よりも表面が粗くなるが、柔らかい風合いに仕上ることが分かった。
[地域資源活用型研究開発事業]
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