工業技術部
分担テーマの特殊レーザピーニング処理部の評価に対して、レーザ照射条件と残留応力分布の関係、圧縮残留応力の付与が疲労寿命の向上に及ぼす効果、圧痕へのチタニア、2硫化モリブデン等の機能性異物の打ち込み状況、自動車の燃費向上を目指したピストンへの適用を想定した圧痕の摩擦抵抗低減効果を調べた。共同研究者により圧痕を形成させるのに適したレーザ照射条件を見出すことはできたが、疲労寿命の向上に貢献するためには表面からより深くまで圧縮残留応力を付与する照射条件を見出す必要がある。また、摩擦抵抗を低減させるためには圧痕の分布や大きさを検討することが重要である。
[地域イノベーション創出研究開発事業]
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