工業技術部
抵抗溶接法によるニッケル合金クラッド鋼の製作を試みるために、加圧力、電流及び通電時間などの溶接条件による接合部のナゲット形成過程や接合強度への影響を調べた。供試材は、ライニング材としてニッケル合金(板厚1.5mm)、母材としてSS400(板厚3.0、5.0、9.0、11.5mm)を用いた。その結果、ニッケル合金側から抵抗発熱することが分かった。また、溶接電流あるいは通電時間の増加により、せん断強度が向上する傾向が見られ、それに伴いナゲットの生成領域も大きくなることが分かった。
[シーズ発掘試験]
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