工業技術部
切りくずを切削直後から工具内部に吸引・回収することが可能なエンドミルの開発を行った。開発した工具を用いてアルミニウム合金A5052の切削試験を行った結果、切りくずを飛散することなくほぼ回収できることを確認した。また、バイト上面に切りくず長さ制御板を設置した旋盤加工実験を行い、切りくず制御板の角度を変えることにより切りくず長さを制御できることを明らかにし、工具内に侵入した切りくずをカバーに衝突させることで細かく分断できることを示した。
[(財)大澤科学技術振興財団研究助成]
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