建材物性と保水性の評価(1/1)
常滑窯業技術センター
ルーフバルコニーの表面に不燃施工でき、保水機能を持たせたヒートアイランド化防止対策建材の開発を目標とした。その結果、不焼成でも焼成タイルの曲げ強度のJIS規格をクリアできる建材を開発できた。模擬太陽光で真夏での保水性能を評価したところ、保水不燃建材裏面では比較したコンクリートに較べて最大31.5℃の温度低下効果があった。また、乾燥していても多孔質で太陽光の反射率が高いので建材裏面で21℃の温度低下効果があった。これらの結果から開発品を施工すると屋根の大きな温度低下が見込めることを確認した。
[地域新生コンソーシアム研究開発事業]
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