活用事例
活用事例
品質管理のために
栄養成分分析
Q:加工食品の栄養表示が義務化されましたが 、どのような項目が必要ですか 。
A:熱量(エネルギー)、たんぱく質、脂質、炭水化物(又は糖質及び食物繊維)、食塩相当量が最低限必要です。
試験の項目 | お値段 | 試験の概要 |
---|---|---|
栄養成分 (炭水化物表示の場合) |
20,000円 |
熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、 水分、灰分、ナトリウム(食塩相当量) |
有機酸、遊離アミノ酸の分析
Q:当社が製造している食品にコハク酸などの有機酸や 、グルタミン酸などの遊離アミノ酸がどのくらい含まれているのか知りたいのですが。
A:コハク酸などの有機酸、遊離アミノ酸は、HPLCを用いた有機酸分析システム、アミノ酸分析システムを使って測定できます。
試験の項目 | お値段 | 試験の概要 |
---|---|---|
コハク酸など | 17,000円 | 有機酸類(コハク酸など)の含有量を測定します。 |
遊離アミノ酸 | 46,000円 | 遊離アミノ酸20種類の含有量を測定します。 |
微生物の検査
Q:微生物の検査(菌数測定など)を依頼する際に注意すべき点を教えてください。
A:微生物の状態は短時間で大幅に変化することがあります。変化を抑えるため低温で保持し、速やかに分析に供する必要があります。また、開封された商品であれば、分析までの間に外部から微生物が混入しないよう、清潔な容器に入れるなどの配慮をお願いします。
試験の項目 | お値段 | 試験の概要 |
---|---|---|
生菌数 | 3,200円 | 生菌数を測定します。 |
酵母数 | 5,500円 | 酵母のみを選択的に測定します。 |
大腸菌群の定性試験 | 10,300円 | 大腸菌群の有無を確認します。 |
無菌試験 | 7,000 円 | レトルト食品等の殺菌の良否を確認します。 |
事故原因究明のために
食品混入異物の分析
Q:小麦粉の袋の中にゴマ粒のような物が入っていました。これが何か知りたいのですが。
A:顕微鏡で拡大したところ、タバコシバンムシと考えられました。
試験の項目 | お値段 | 試験の概要 |
---|---|---|
顕微鏡観察 | 2,700円 | 顕微鏡を使用して試料の特徴を観察し ます。 |
光学顕微鏡写真撮影 | 7,700円 | 拡大写真を撮影します。 |
機器分析による食品混入異物の同定
Q:製品の中にプラスチック様の異物があり、顕微鏡で観察したところ、フィルムの切れ端のようでした。この材質が何かわかりますか?
A:赤外分光光度計で測定したところ、材質がポリエチレンの可能性が考えられ 、この製品に使用されていた包装資材等が何らかの原因で、製品に混入したものと推測されました。
試験の項目 | お値段 | 試験の概要 |
---|---|---|
赤外部分光法 | 11,600円 | 主に有機物の化学的な構造を推定します 。 |
元素分析 | 11,600円 | 主に無機物の組成を推定します。 |
食品包装材料の性能評価
Q:スナック菓子の包装用フィルムを別の会社のフィルムに変更したところ、保管中に油の酸化臭が生じる事故が発生しました。この原因を知りたいのですが。
A:フィルムの酸素と水蒸気の透過度を調べたところ、フィルムの特性が仕様と異なり、酸素、水蒸気を通しやすく、油分の劣化が早まった事故でした。
試験の項目 | お値段 | 試験の概要 |
---|---|---|
酸素透過度 | 17,000円 | 等圧法(JIS K 7126-2)で測定します。 |
水蒸気透過度 | 17,000円 | 感湿センサ法(JIS K 7129A)で測定します。 |
新商品開発のために
味、香りなどの官能検査
Q:新製品の開発のため、原材料の配合が異なる3種類のうどん用麺A、B、Cを開発しました。どの麺が消費者に好まれるか知りたいのですが。
A:パネリストによる官能審査の結果、Aの麺が「のどごし」、「歯ごたえ」で高い評価を受けました。
試験の項目 | お値段 | 試験の概要 |
---|---|---|
官能試験 | 6,700円~ | 人の五感により食品を評価します。 |
(評価人数、項目数により料金が異なります。) |
柔らかさ、歯ごたえなどの物性評価
Q:原材料の種類や配合を工夫し、従来製品より歯ごたえが優れた蒲鉾を開発しました。歯ごたえの違いを、人の感覚に頼らないデータとして測定できるでしょうか。
A:物性測定装置を用いた破断強度の測定で、従来品との違いを客観的な数値として裏付けることができます。
試験の項目 | お値段 | 試験の概要 |
---|---|---|
レオメータ法 | 13,400円 | 食品の破断強度を測定します。 |
RVA法 | 4,700円 | デンプン等の粘度を測定します。 |
賞味、消費期限設定について
Q:新製品の賞味、消費期限を設定したいのですが、どのような試験を行えばよいでしょうか。
A:製品を保存したのち、外観観察、微生物、油脂の過酸化物価、酸価などの試験を行います。その結果から賞味、消費期限を設定します。一部の試験においては、保存温度を上げるなど劣化を促進させて試験期間を短縮できるものもあります。
試験の項目 | お値段 | 試験の概要 |
---|---|---|
保存試験(恒温器) |
2,000円 (30日につき) |
試料を一定温度で一定期間保存します。 |
過酸化物価 | 7,500円 | 油脂の酸化度合いを測定します。 |
酸価 | 5,400円 | 油脂の分解度合いを測定します。 |
PDFデータ
PDFデータは現在更新中です。ご迷惑をおかけいたします。