使命・運営方針
使命・運営方針
使命
「知の拠点あいち」本部において、大学の研究シーズを企業の事業化につなげる産・学・行政の連携による共同研究の場の提供や高度計測分析機器による分析評価など「付加価値の高いモノづくり技術」を支援する取り組みを行うとともに、「産業技術センター」始め県内各地の各技術センターを中心に地域企業の総合的な技術支援を行います。
運営方針
あいち産業科学技術総合センターは、次世代のモノづくりに必要な産業技術と科学技術の発展を総合的に支援していくため、知の拠点の先導的中核施設と旧産業技術研究所を始めとする6技術センターを統合する形で平成24 年1 月に新たな組織として立ち上がりました。
今回の組織改編により、新たに当センターでは大学の研究シーズを企業の事業化・製品化につなげる産・学・行政の共同研究開発の推進の一翼を担うとともに、次世代のモノづくり技術において不可欠となる高度な計測機器の整備や試作・評価など付加価値の高いモノづくり産業界への支援に取り組んでまいります。
さらに、知の拠点内に(公財)科学技術交流財団が産業利用を主目的として平成24 年度中のオープンを目指している先端計測分析施設「あいちシンクロトロン光センター」と密接な連携を図り、加速する技術の進歩に対応すべく、最先端の技術開発・研究開発への支援に全力で取り組んでまいります。
そして、これまで行っていた、「技術相談・指導、依頼分析、研究、情報発信、技術人材育成により本県モノづくり産業の技術課題の解決策を提供する」という地域企業への技術的な総合支援もさらに積極的に取り組み、モノづくり愛知を支えている中小企業の皆様の技術の更なるレベルアップに向けた支援を行っていくことにより、「世界と闘える愛知・名古屋」の実現に寄与してまいります。
主な方針
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産・学・行政連携の推進
「知の拠点あいち」の中核施設として、大学等の研究成果を企業の事業化・製品化へと橋渡しする産・学・行政連携による共同研究開発の一翼を担うとともに、企業・大学と連携して先端技術開発のための共同研究に取り組み、人的交流と情報交換を積極的に進め、モノづくり技術の創造・発信を図ります。
また、高度計測分析機器を整備し、産・学・行政共同研究プロジェクトの活用に資するとともに、企業の技術開発、製品開発を支援します。 -
研究開発の推進
ものづくり技術を活かした研究開発と既存技術の高度化や新技術・新製品開発を目指し研究を推進します。 (研究テーマは省略) -
技術指導の充実
中小企業の技術力向上、新分野進出等のために指導、研修事業等を実施します。また、トライアルコアを活用した、燃料電池技術の支援、表面改質技術の支援を実施します。 -
人材育成への支援
中小企業の技術力向上、事業転換や新分野への進出を支援するため、基盤技術分野、航空宇宙、次世代自動車等の先端技術分野における技術者育成研修事業を実施します。
中小企業などの技術者を対象に研修生として受け入れ、工業技術の修得あるいは研究のための指導を行い、技術者の養成を図り、業界団体、大学等との協働により、中小企業における技術人材に対し、必要な知識・スキルの取得、座学と実習からなる人材育成研修や関係団体が行う海外から派遣された研修員の指導等の研修事業に協力します。 -
技術開発、技術交流への支援
中小企業が厳しい経営環境に対応し新商品開発、新分野進出等を図るには、試験研究機関等の技術シーズを活用することが有効であり、これらの事業を積極的に推進していきます。 -
情報の収集・提供
産業技術及び科学技術の向上並びに新商品の開発等に向けた各種情報の収集と提供を実施します。 -
依頼業務
企業からの依頼を受けて製品・原材料の分析・試験、工業デザイン、機械器具の設計、試料調製及び材料加工を行い、企業の試験室としての役割を果たします。この他に、受託研究、文献複写、成績書若しくは鑑定書の副本作成・翻訳、機械器具の貸付などを実施します。 -
科学技術の普及啓発
モノづくりの基盤となるナノテクノロジーなどの科学技術を、研究者や研究者以外の方(小学生を含む。)にもよく理解してもらい、今よりもさらに科学に興味・関心を寄せてもらえるような科学技術教室などを開催します。
あいち産業科学技術総合センターアクションプラン
あいち産業科学技術総合センターアクションプラン2021-2025 [PDFファイル/2.71MB]
あいち産業科学技術総合センター利用等に関するアンケート結果 [PDFファイル/881KB]
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